同人誌表紙デザインの参考になりそうな本を読んでみた
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目次
同人誌を作るとき表紙デザインで悩む
これまで同人誌を何冊か作りましたが、毎回表紙に悩みます。
WEBに掲載している漫画のまとめ本1巻を作ると決めたときに、作品を知ってもらうための本だし、続刊も作ることになるだろうし、
何か良い感じにしたい……! けどどうすればいいかわからない……!!!と思い、デザイナーさんに依頼することを検討しました。
ココナラで同人誌表紙デザインを調べてみた
ココナラで「同人誌 表紙 デザイン」で検索し、デザイナーさんや相場感、依頼の流れを調べました。
料金は6000~20000円が多く、イラストあり(オプションで構図の提案をしてくださる方も)イラストなし(小説本等)など、デザイナーさんによって対応できる内容や雰囲気が様々でした。
販売実績や評価なども見ることができ、多くの方がデザイナーさんに依頼していることがわかり、依頼するハードルが少し下がりました。
調べているうちに、デザインは一回利用と継続利用で料金が変わることが多く、そもそも1回利用を前提としている方のほうが多そうな印象でした。
2巻以降を発行する場合、雰囲気を合わせたい、その場合同じデザイナーさんに依頼できるか(そのときの受注状況や私の進捗状況など)が気になりました。
依頼するうえで2巻以降をどうなるかが懸念点だったことと、依頼するにしても、希望を具体化できていなかったので、希望をすり合わせるためにもデザインに関する書籍を読んでみることにしました。
読んだ本
イラストの構図に関する本
デザインを依頼するにしてもイラストは自分で描かなければならず、構図に毎回とても悩むので読みました。
構図、塗り方の雰囲気(ライティング)など大変参考になりました。絵柄がとても好みでした。
同人誌デザインに関する本
デザインの考え方、進め方から学べました。記載されている内容をもとに、新刊がどんな内容なのかを明確にするところから実践し、方向性を決めることができました。
お品書きやポスターデザインなどについても記載されており、同人活動をするうえで参考になると思います。
配色に関する本
言葉の雰囲気をイメージした配色がたくさん載っていて眺めているだけでも楽しかったです。
このパレットでイラストや手芸などの作品を作ってみたくなりました
ロゴに関する本
イメージ別のロゴの例が載っていて、どのようなロゴにしたいかを考えるヒントになりました。
読んだ本をもとに作った表紙デザインの方針
本を読んでみて共通していたのは 表現したいことを明確にすることだったので、本の内容を5W1Hで整理し、作品の雰囲気や登場人物の関係性にあう構図や要素をイラストに盛り込むことにしました。
- 学生、通学路での会話シーンが多い→制服、鞄を持たせる
- 片想い、男の子が振り回されがち→視線、袖をつかまれている
- 幼馴染 →タイトルの「近所」を強調
- 女の子は引っ込み思案、人見知りがちだが男の子には安心感を抱いている →やや後ろに配置
- ほのぼの・可愛い雰囲気 →配色を明るめに
デザイナーさんに依頼するには締め切りの関係で難しかったことと、2巻以降どうなるかが懸念だったので、今回も自分で表紙を作成しました。
最初に作った表紙デザインとの比較
初めて作った同人誌の表紙

読んだ本の内容を参考に制作した表紙

比較してみるとイラストやタイトルの配置、配色など工夫が見える…と良いなと思います!
特に変わったのは配色でしょうか。色数が多くなった。
本を読んでみて変わったこと
- 配色パターンを参考にイラストを描いてみたくなった
- 普段何気なく見ていた広告のレイアウトや配色に目が向くようになった
- イラストの構図を考えるのが楽しくなった
今後デザイン依頼も検討したい
今回は自分で表紙を作りましたが、本を読んだことでデザインを依頼する際に「何をどう伝えればいいか」のイメージがしやすくなったと感じました。(キャラクターの関係性や、全体の雰囲気など)
ココナラで気になるデザイナーさんを数名お気に入り登録させていただいたので、今後依頼も検討したいです
まとめ
本を読むだけでもデザインの見え方が変わったり、デザイナーさんに依頼する際にも役立ちそうだと感じました。
同人誌の表紙デザインやイラストの構図や配色に悩む方の参考になりましたら嬉しいです!
この記事を書いた人

森野
漫画やゲームが好きな社会人。趣味で漫画やイラストを描いています。
仕事でメンタルを病み、休職・退職。その最中にぬいぐるみ制作や刺繍など手芸にハマりました。
初挑戦の感想や自身の制作手順などを記録しています。現在は働きながら合間に手芸をしています。
手芸に興味があるけど難しそうだと感じている方に手芸の楽しさを伝えられたら嬉しいです。
